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J-Song Stories

00年代の日本のロック・ポップをBGMにえがいた人間"熱いぜ"ストーリーです。

80’Sー04 ♪TEENAGE BLUE♪ THE MODS

80’S~海をのぞむ街~

「良雄、やっぱり理系に行くべきだったんだよ」良雄が和代に数学を教えたあと、和代が良雄に言った言葉を、良雄は脳みその中でゆっくりと揺らしながら、お好み焼きを一口ほおばった。目の前にいるのは和代・・・ではなく、鬼木勝彦、良雄の数少ない友人の中の一人だ。

ここは、その鬼木の両親が営むお好み焼き屋。1階が店舗、2階が住居になっている。テストは午前中で終了。今日は母親のお手製弁当もなかったので、良雄は、ここで昼飯をとる。

店は入口から入って、奥が厨房、その手前に4人掛けのテーブル席が、3席ずつ2列、計6席ある。客は良雄と鬼木のほかに1人、半袖のワイシャツにネクタイをしめた中年の男性がいた。良雄はたまにこうやってお好み焼きを食べに来る。食べに来るたび、鬼木の母親は、「いつもありがとうね」と言うが、いつも、”お金は要らない” と言う。あまりにも毎度毎度なので、良雄の母親は、たまに鬼木のところに、とれたての魚介類を持ってくる。

目の前の鬼木が、良雄に言った。

「昨日の”夜ヒット”見たか、大沢誉志幸、カッチョよかったな。スタジオ中走り回って、カメラ壊れるかと思ったよ」

「いやー、見てねーなー。ほんと? しまったなー」

鬼木も音楽好きだ。中でも、日本のロックが好きだ。このまえは、良雄は鬼木から、THE MODSのアルバムをカセットテープに吹き込んでもらった。

良雄のお気に入りの曲は、『TEENAGE BLUE』だ。

 

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作詞 森山達也 作曲 森山達也

発売日 1984年  アルバム「JAIL GUNS」に収録

 

 

TEENAGE BLUE

TEENAGE BLUE

 

 

 

TEENAGE BLUE

TEENAGE BLUE